ホーム  リンク集 サイトマップ
慢性胃炎の原因や症状、治療について紹介します。

慢性胃炎

日本人は胃腸が弱く、多くの方がこの「慢性胃炎」を患っています。また、そのほとんどがピロリ菌の感染によるものです。胃がんとの関係も指摘されているので、気になる症状があればすぐ検査を受けましょう。早期発見が大切です。

慢性胃炎ってどんな病気?

胃慢性胃炎はピロリ菌が主な原因とされ、胃の粘膜に長引く異変が生じたものです。胃粘膜の状態はさまざまで、実際にキズとして認識できるもの、色の変化だけのもの、萎縮が生じたものなどがあります。また、中にはそれらが混ざり合っているものも。

症状にも個人差があり、激しく痛みを感じる人もいれば、これといった自覚症状がない人もいます。日本人における慢性胃炎の大部分は「萎縮性胃炎」とされ、その原因もまたピロリ菌です。急性胃炎はほとんど慢性化しませんが、ピロリ菌の感染による急性胃炎は例外といえます。

慢性胃炎の原因

一昔前までは老化現象の1つとして捉えられていましたが、現在ではそのほとんどがピロリ菌の持続感染によるものだと解明されました。ピロリ菌に感染すると胃粘膜に炎症が起こり、長い年月を経て「慢性胃炎」となります。さらにその状態が続くと、胃粘膜が萎縮して「萎縮性胃炎」を引き起こします。ちなみに、ピロリ菌の感染がなければ60〜70歳以上の高齢者であっても萎縮はほとんどみられません。

慢性胃炎の症状

男性慢性胃炎の症状には個人差があり胃もたれや胸焼け、胃痛、食欲不振などさまざまです。中には、これといった自覚症状がない人もいるでしょう。また、継続して不快感に悩まされるため精神的な不安が起こり、頭痛や不眠などの神経症状を引き起こすことも。いずれにしても、症状だけで胃潰瘍や胃がんなどと区別することは不可能です。慢性胃炎かどうかを知るためには、内視鏡による診断が必要になります。

慢性胃炎の治療

粘膜を元通りにすることは出来ないので、いわゆる「対症療法」がメインとなります。内視鏡検査で胃粘膜の状態を観察し、その状態に応じて胃酸の分泌を抑える薬や胃腸機能を調整する薬などが投与されるでしょう。自覚症状がなくなったからといって内服をやめると、再発することも。

自己判断せず、医師の指示に従ってください。また、ピロリ菌が原因であればその除菌も有効とされています。しかし、現時点では「潰瘍」にしか保険が適用されず、さらには除菌によって胃粘膜の萎縮が改善されるかどうかも明らかになっていません。

慢性胃炎とピロリ菌

40歳以上の日本人一般的に、ピロリ菌感染による慢性胃炎は自然治癒しないとされています。かといって、ピロリ菌に感染した人すべてが胃潰瘍や胃がんを発症するわけではありません。発症するかどうかは今のところ解明されていませんが、その人の体質やピロリ菌の種類にもよるとか。日本では2人に1人がピロリ菌感染者といわれ、40歳以上になると約70%が感染しているとされています。そのうち慢性胃潰瘍にまで進行するのは2〜3%、胃がんになるのは0.5%ほどです。

COLUMN:「急性」と「慢性」の違い

病名の前につく「急性」や「慢性」といった言葉・・・この違い、わかりますか? 「急性」とは日単位で病状が変化するものを意味し、これに対して「慢性」は月単位あるいは年単位での変化と考えていいでしょう。かぜや食中毒のときに生じ、腹痛や胸焼け、嘔吐などを引き起こす胃炎は通常4〜5日ほどでよくなる急性胃炎です。一方、慢性胃炎では胃の不快症状が1ヶ月以上続きます。

ページトップへ