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ピロリ菌の除菌治療・副作用について紹介します。

除菌

ピロリ菌に感染しているからといって、必ずしも胃・十二指腸潰瘍を起こすというわけではありません。しかし、それらが繰り返して起こる場合にはピロリ菌の除菌療法が効果的とされています。ここでは、ピロリ菌の除菌治療について詳しくさぐっていきましょう。

除菌治療とは

2000年11月、ピロリ菌に感染していてなおかつ胃・十二指腸潰瘍と診断された人の除菌療法が健康保険認可されました。除菌によって消化性潰瘍の原因を根本から絶つだけでなく、それらの再発を抑えることもできます。ただし、除菌成功率は100%ではありません。

除菌治療を受けた人のうち約20%は失敗し、たとえ成功したとしても1年間で10%の人は消化性潰瘍を再発するという報告も・・・。なお、失敗すると再除菌を行いますが健康保険適用による除菌療法は2回までとなっています。それ以降の除菌療法は自費扱いとなるので、注意してください。

どんな薬を使うの?

薬現在、行われている除菌療法は「3剤併用療法」です。これは胃酸の分泌を強力に抑えるプロトンポンプ阻害剤と2種類の抗生物質、合計3剤を1日2回(朝・夕食後)に服用するというもの。日本ヘリコバクター学会によって定められたガイドラインの中で、使用する薬の種類と用量が決められています。

なお、除菌療法は7日間連続して行われますが、途中で服用をやめてしまうとピロリ菌が薬に対して耐性をもってしまい、次に除菌しようと思っても薬が効かなくなる恐れもあるので要注意です。

プロトンポンプ阻害剤

胃酸は胃粘膜にあるプロトンポンプから分泌されるので、その活性を阻害することで胃酸の分泌を強力に抑えます。それと同時に、胃酸のために抗生物質が働かなくなってしまうのを防ぎます。

抗生物質

ピロリ菌を除去する薬で、アモキシシリンとクラリスロマイシンが保険適用薬となっています。ただし、抗生物質を飲んで副作用(湿疹や発熱、呼吸困難など)を起こしたことのある人は除菌治療が行えないことも。また、高齢者や重症の肝・腎疾患を合併している人も除菌治療を行えない可能性があるので、主治医とよく相談してください。

副作用ってあるの?

除菌治療では抗生物質を多量かつ長期にわたって飲まなければならないので、薬の副作用も現れやすいとされています。しかし、軽症あるいは一過性のものが多く、その症状は除菌中〜除菌終了にかけて消失することがほとんどです。

最も多くみられる「下痢・軟便」は整腸剤などを併用しますが、ひどい腹痛や下痢が現れたらすぐさま医師に相談してください。他に過敏症(発疹など)や肝・腎機能障害、味覚異常などが出ることもあります。ピロリ菌の除菌に限らず、新たに薬剤を使いはじめたときは身体の変化に注意しましょう。

食べ物で除菌できる!

私たちの身の回りにはさまざまな食べ物がありますが、その中にはピロリ菌をやっつけてくれるものもあるとか。ここでは、ピロリ菌の除菌に効果があるとされる食べ物を2つ紹介します!

ヨーグルト

ヨーグルトヨーグルトに含まれる乳酸菌の中には、ピロリ菌殺菌作用の強いものがあります。中でも、明治乳業の「明治プロビオヨーグルトLG21」は人気No.1です。1日1個、24週間食べ続けることでピロリ菌が減少し、胃粘膜の炎症も改善されるとか。また、抗生物質に耐性のあるピロリ菌にも効果があるそうです。

ココア

ココアココアに含まれる不飽和脂肪酸「カカオFFA」はピロリ菌の細胞膜に侵入してダメージを与え、胃粘膜への付着を防ぎます。胃・十二指腸潰瘍の患者を対象に行った研究では、ココアの摂取によって除菌率が向上することもわかりました。1日2〜3杯、空腹時に飲むのが効果的だそうです。

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